[開発環境] Android Studioをインストールしてみる
Google I/O 2013
画像多めです
本日2013/05/16の日本時間午前1時から、Google I/Oの基調講演がLive中継されていました。眠い目をこすりつつ見ていたわけですが、その中でAndroid Studioという非常に気になる開発ツールがあったので興奮気味に目が覚めました。IntelliJをベースにしたAndroid開発環境のようです。ライブレンダリング、多言語によるレイアウトを同時に確認できたり、今までADTではなかった機能が盛り沢山のようです
今日からダウンロード可能なのでさっそくインストールしてみます
環境
- OS:Mac OSX 10.8.3
インストール
まずは、今日からダウンロードできるアーリーアクセス版を取得します。こちらからダウンロード
規約に同意してダウンロード
Application以下にコピー
Android Studio
おおおお!ほんとにIntelliJ IDEAベースですね!ちょっと感動。
New Projectを選択
いつも
通り
プロジェクトの設定をさくさく書いていきます。このへんはADTとほぼ変わらないですね
起動直後
左端の「project」をクリックするとツリーが表示されます
おっと。gradleというディレクトリや、build.gradleといったgradle関係のファイルが見受けられますね
IntelliJでは黒ベースのテーマが好きなので変更します
編集画面
できました。ソースコードを表示するとこんなかんじです
レイアウトエディタはこんな感じ
色々な端末でのレイアウト表示を同時に確認したい場合は、ここをクリックするとこんなメニューが出てきます
Preview All Screen Sizesを選択してみました。
おおお!色々な端末のレイアウトが一覧表示で確認できて良いですね!試しに一つComponentを追加してみます
おおお!全てに追加されました!(一部Nexus10だけが激おこプンプン丸なのかどうかわかりませんが、追加されませんでした)
リソースジャンプ
それと地味に便利だなーと思ったのは、リソースジャンプです。Commandを押しながら、マウスでクリックするとこんなメニューが表示されます。クリックすると該当するリソースXMLに直接飛んでくれるようです
ショートカット周り(最小限)
この辺はIntelliJ IDEAと変わらないので特に目新しいものではないのですが、一応備忘録として
Ctrl+o : メソッドオーバーライド呼び出し。インクリメンタルサーチしてくれるので結構多用します
Command + o : クラス定義ジャンプ。指定したクラス名をサーチし該当ソースへジャンプしてくれます
Ctrl + i : Interfaceメソッドの実装。Interfaceをimplementsした時に、必要なメソッドをサクッと作ってくれます
まとめ
ざっと触ってみた程度ですが、ADTで慣れていた人であれば、特に違和感なく使えるかと思います。あまり迷いません。特にここ最近IntelliJを触る人が増えているため、IntelliJを利用していた方々にとっては、非常にとっつきやすい開発環境だと思います。ADTとくらべて非常に実験的な機能も多様に含まれているようなので、今後の開発に非常に期待ができそうです